吉田織物は、30社以上の産地に直結した繊維のプロフェッショナルである協力工場があり、みなさまのご要望に迅速・ていねいにお応えしています。
繊維加工のプロフェッショナル集団の技をご紹介します。
織物ができるまで
1.整経(せいけい)
たて糸を数百本の糸を高速度で糸巻に巻き取ります。
2.糊付(のりづけ)
巻き取った糸巻きを数本合わせ、同時に乾燥し、一本の糊付け糸巻に巻き取ります。
3.経通し(へとおし)
糊付けした糸巻の経糸を織機に仕掛け得る状態にするため、各装置に経糸を通します。
4.管巻(くだまき)
緯糸をシャットル内に収容しやすい形に巻いたものをよこ管または管と呼び、このよこ管を巻く工程のことを管巻といいます。
5.製織(せいしょく)
- 開口運動
経通しの際、開口運動するための装置に経糸を通し、緯糸管糸を通し得る状態にします。 - 緯入れ運動
緯糸を装備したシャトルを開口運動によって上下に分けられた経糸の間に投げ入れます。 - 緯打ち運動
経糸の間をぬって通された緯糸を打って、折り目をかたく押さえ、布を完全に組織化させます。
6.漂白(ひょうはく)
織り上がった織物は、不純物が含まれているため、薬剤を使用して精錬漂白を行います。
7.縫製(ほうせい)
製品よって、必要な裁断を行い、ミシンで縫製します。